ISAGERのアルパカ毛糸、
ALPACA1で、
Martina Behmさんデザインの
Nuvemを編みました。
Nuvem
Martina BehmさんのNuvem
Martinaさんのデザインは、
以前にHitchhikerを
編んだことがあります。
シンプルな編み方の
繰り返しから生み出される
ステキなデザインで、
Hitchhikerを編んで
Martinaさんのファンに
なっていました。
今回選んだのは
MartinaさんのNuvem、
大判のショールです。
Projectsページを見ると、
様々なカラーで編まれていて、
どれも魅力的で、
何色で編もうか悩ましいです。
が、Nuvemとはポルトガル語で
「雲」の意味だそうで、
ならば白か生成りで
編んでみようかと思いました。
ISAGERのALPACA1
ISAGERのALPACA1の
生成り色を選んでみました。
ペルー産のアルパカ100%、
50gで400mの2PLYの糸です。
気にならない程度にですが、
太さにムラが感じられました。
Nuvemは1600m弱のLace weightを
1本取りでひたすら表編みで編む
デザインです。
途中で飽きてしまうかと
思っていたのですが、
ALPACA1はアルパカならではの
ぬめり感と弾力がある糸で、
まるで猫を撫でているよう。
編み始めは手の中にすっぽり納まる
小さな子猫だったのが、
だんだんと成長して
膝の上で丸まっているかのようで、
癒し感のある編み心地に、
飽きることなく編めました。
少し繊維が落ちる糸で、
黒っぽい服の上に使うと
繊維がついてしまったり、
水通ししている時に
かすかな獣臭があったりして、
(乾くとほとんど気になりません)
そんな辺まで猫的な。
途中経過
Detailsページにも
記載されているのですが、
Judy’s magic cast-onという
作り目で中央から編み始めます。
作った目がメリヤス編みと
一体化してしまう、
まさにMagicな不思議な作り目です。
60cmのコードを使って
輪針で編みました。
1玉目、
まだまだ小さな「うろこ雲」です。
2玉目、「ひつじ雲」に成長し、
シャワーキャップのような形に
なってきました。
3玉ちょっと編んだ「わた雲」、
これでベースのメリヤス編みは
終了で、ここから増し目をして
周囲のラッフルを編みます。
4玉全部編み終えた「積乱雲」、
60cmのコードにいっぱいになり、
1周が長くて編みでがありました。
完成
周囲を綴じて輪針からはずすと、
ようやく六角形の形が現れました。
180cm×75cmと、
寝転がれるくらいのサイズで、
この大きさだと、
手持ちのスマホカメラで
撮影するとパースに歪みが。
それにしてもこの色と形。。
Nuvemを編んでいたはずでしたが、
ムートンになっていました、
猫ではなく羊だったのか。
薄手の編み地と
ラッフルの組み合わせで、
くしゃっと潰すと
ガーゼのように薄くもなるし、
ふわっと使うとボリュームもでます。
大判サイズで、
上半身全体をぐるっと覆って
カーディガンのようにしたり、
2つ折りにしてたっぷりとした
膝かけにしたり、
首から下をすっぽり覆える
ブランケットにもなり、
200gと軽量で、
使い勝手がいいです。
雲のように東へ西へ、
旅行やお出かけのいいお供に
なってくれそうです。
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